ポーカーは世界的に人気の高いゲームで、海外ではプロのポーカー大会が開かれています。ポーカーはトランプさえあれば友達同士でも遊ぶことができ、奥の深い心理戦を手軽に楽しめます。
しかし、ポーカーで遊ぶときはイカサマをされないように注意が必要です。
この記事では、イカサマをされて負けてしまわないように、ポーカーのイカサマ方法について詳しく解説します。
イカサマはもちろん悪用厳禁です。ぜひ参考にしてください。
目次
ポーカーのイカサマ方法とは
ポーカーには、攻略法と同じようにさまざまなイカサマが存在しています。
袖の中にカードを隠すものや、自分に都合の良いカードを配るイカサマなどは聞いたことがあるかもしれませんね。イカサマの手法はたくさんありますが、中でもよく見られるものを紹介します。
- 袖隠し
- セカンドディール
- ボトムディール
- チップダンピング
- マークドデック
- ガン牌
- フォールスカット
何も知らずにプレイしていると、気付くことは難しいでしょう。ですが、実は理論は簡単なものばかりなのです。それぞれの手法を少し詳細に解説します。
袖隠し
読んで字の通り、自分の好きなカードを服の袖に隠しておくイカサマです。特別なスキルも必要なく簡単にイカサマができます。
実際は袖に限らず、ポケットやテーブルの下にカードを隠すこともあるようです。ゲーム中に一度しか使えず、ポーカーに使用するトランプと同じものを用意する必要があります。手軽な反面バレやすいイカサマです。
セカンドディール
セカンドディールは、自分でカードを配るゲームなら何にでも使えるテクニックです。
デッキの1番上を配っているように見せながら、2番目のカードを配る方法で、自分の好きなタイミングで1番上のカードを配れるというものです。
セカンドディールを身につけている人はかなり多いので、しっかりと見て対策しましょう。
ボトムディール
ボトムディールは、デッキの1番上からカードを配っているように見せかけて、1番下からカードを配るイカサマです。デッキの下に強いカードを仕込んでおくことで好きなカードを引くことができます。セカンドディールと組み合わせて使うことで、より強力なハンドを作ることができてしまうイカサマです。
チップダンピング
チップダンピングとは、同じテーブルに付いているプレイヤーに、故意にチップを受け渡す行為のことです。
渡すプレイヤーと、受け取るプレイヤーでベットを吊り上げ、渡すプレイヤーがフォールドしチップの受け渡しをします。
チップダンピングは公平性を欠く行為として禁止されています。以前、ポーカーのトーナメント大会でチップダンピングが行われ、ニュースになる問題がおきました。
チップダンピングを行ったプレイヤーは悪質なルール違反とされ、賞の獲得権利の剥奪とトーナメントの参加停止などの処分を受けています。
重大なルール違反なので、絶対にしないように気を付けてください。
マークドデック
マークドデックとは、イカサマ専用のトランプのことです。
カードの裏側に図柄と数字を隠し、裏を見れば誰がどのカードを持っているのか把握することが可能です。
相手のカードが丸見えなので、容易にブラフを見抜くことができます。
ガン牌
ガン牌とは、使用しているトランプに傷やマークを付けてカードを判別するイカサマです。全てのトランプに印をつけることは難しいので、特定のカードを判別することしかできません。
あまりに目立つマークは、他のプレイヤーにも気づかれてしまうので、小さく傷やマークをつけます。そのため、見破るのが難しいイカサマです。
フォールスカット
フォールスカットとは、シャッフルしているように見せかけて、実はシャッフルしないイカサマです。
フォールスカットをすることで好きなカードを特定のプレイヤーに配ることが可能です。カジノではフォールスカットができない形式のシャッフルを使用して対策しています。
イカサマはこうして行われる【悪用厳禁】
イカサマには多くの種類があることを紹介しましたが、どのようにイカサマをするのでしょうか?
イカサマにはスキルが必要なので、上手いプレイヤーも下手なプレイヤーもいます。しかし、基本的にイカサマは以下の流れで行われます。
- あらかじめトランプに細工する
- シャッフル時にイカサマする
- カードを配る時にイカサマする
今後イカサマの被害にあわないためにチェックしておきましょう。
あらかじめトランプに細工する
最も簡単に誰でもできるのが、あらかじめポーカーで使用するトランプに細工を施すことです。
カードに印を付ける、マークドデックを用意するなどが該当します。ゲームを始める前に仕込むので、プレイ中に特別なスキルは不要です。
シャッフル時にイカサマする
シャッフル時にフォールスシャッフルをすることによって、特定のカードをデッキの好きなところに持ってくることができます。
セカンドディールやボトムディールを行うための準備段階と言えるでしょう。デッキの上部に特定のカードを持ってきて、セカンドディールを行ったり、下部に役を持ってきてボトムディールを行ったります。
いかにしてシャッフルをしているように見せるのかが重要で、高度なテクニックが必要です。シャッフルの方法は複数ありますが、どのシャッフルもマジックで用いられることが多い、目の錯覚を利用したものです。
カードを配る時にイカサマする
シャッフルで仕込んだカードを、セカンドディールやボトムディールを用いて特定のプレイヤーへ配ります。
ただし、セカンドディールやボトムディールもスキルが必要なテクニックになるので、よく見ることで見破ることができます。
イカサマがされやすいトランプとは?
紹介したイカサマは、目の錯覚を利用したり、目立たないようにトランプに印を付けたりするものです。
カードの端が白くなっているものより、全面的に装飾が施されているトランプの方が印が目立たないため、イカサマがされやすくなります。
イカサマを警戒するならば、トランプは自分で用意するのが最も効果的です。
カジノでもイカサマはあるの?
イカサマについて詳しく解説しましたが、リアルなカジノでもイカサマは行われているのか気になりますよね?
現在のリアルなカジノでは、イカサマをすることはほぼ不可能です。理由は大きく分けて2つです。
- 防犯カメラで防止
- ディーラーが防止
それぞれ解説していきます。
防犯カメラで防止
世界的に技術レベルが進み、現在のリアルなカジノでは至る場所に防犯カメラが設置されています。
防犯カメラによって、ディーラーもプレイヤーも手元までしっかりと監視されており、イカサマへの対策はバッチリです。
ディーラーが防止
毎日多くのプレイヤーを見ているディーラーは、プレイヤーのちょっとした行動も見ています。
少しでも怪しい動きをしようものならば、チェックされすぐにイカサマを暴かれるでしょう。
カジノでは、プレイヤーがデッキをシャッフルしたりしないので、そもそもイカサマを仕込むことすら難しいです。
オンラインカジノならイカサマはほぼない
リアルなカジノでは、プレイヤー側がイカサマをすることは難しいですが、店側がイカサマをしている恐れがあります。主に、特定のカードを抜いた不正なトランプを使用しているパターンもあると言われています。
イカサマに対して不安があるならば、オンラインカジノがおすすめです。オンラインカジノがおすすめな理由は、
- ライセンスで管理されている
- 運営側のリスクが高い
という2点です。それぞれ解説していきます。
ライセンスで管理されている
オンラインカジノは、リアルなカジノと同様に国からライセンスを取得して運営されています。
また、第三者機関もオンラインカジノで不正が行われていないか、常に監視がついています。そのため不正行為はほとんどあり得ません。
運営側のリスクが高い
もし、オンラインカジノ側の不正行為が発覚した場合、ライセンスを剥奪され運営が不可能になります。
ライセンスが剥奪されると再取得は難しいので、目先のお金のためにリスクを負うオンラインカジノはほとんどないでしょう。
ポーカーのイカサマの種類を覚えておきましょう
お伝えしてきたようにポーカーには、
- 袖隠し
- セカンドディール
- ボトムディール
- チップダンピング
- マークドデック
- ガン牌
- フォールスカット
といったイカサマがあります。
イカサマはリアルなカジノではほとんど行われていないと思いますが、ライセンスを取得していないような小さなカジノでは気をつけてください。
ポーカーはオンラインでも遊べるので、イカサマが不安であればオンラインカジノがおすすめです。
なお、日本のポーカースポットならお金をかけていないので、リアルなカジノに比べてイカサマが行われるリスクが低いです。
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