ポーカーゲームには数多くの種類がありますが、公式にプレイされるのは「フロップポーカー」と呼ばれるものです。そのフロップポーカーにもさまざま種類があるので、知っておきましょう。
また、フロップポーカーが遊べるゲームアプリとオンラインポーカーサービスも紹介します。
「これからフロップポーカーを覚えよう」という人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
フロップポーカー(ホールデムポーカー)とは?
フロップポーカーとはホールデムポーカーとも呼ばれるポーカーゲームの一種です。プレイヤーに配られたカードと、テーブルに開かれるコミュニティカードで役を作るのがルールです。
そしてプレイヤーに配られるカードの枚数などが異なる、さまざまなフロップポーカーが存在します。
フロップポーカーのゲームの流れ
フロップポーカーにもさまざまな種類がありますが、基本的なゲームの流れは同じです。
テーブルに参加するプレイヤーにカードが配られ、そのハンドとコミュニティカードを見てゲームに参加するか否かを判断します。
ゲームに参加し続けるならチップを賭けますし、不利だと判断したならば賭けたチップは放棄してゲームから降ります。
チップを賭けるベットラウンドには次の4回があります。
- プリフロップ…プレイヤーにカードが配られた段階
- フロップ…テーブルに3枚のコミュニティカードが開かれる
- ターン…テーブルに1枚のコミュニティカードが追加で開く
- リバー…さらに1枚のコミュニティカードが開く最後のベットラウンド
フロップポーカーでの勝敗の決め方
フロップポーカーでの勝敗は次の2つの方法で決まります。
- 最後の1人が残る
- 役の強さを比べて勝敗を決める
自分のハンドでは勝てないと判断した場合はゲームから降りますが、1人を残して全員がフォールドすれば、残った1人のプレイヤーが勝ちます。
または、テーブルにすべてのコミュニティカードが開かれた時点で2人以上のプレイヤーがゲームに参加していれば、それぞれのハンドをオープン(ショーダウン)して役の強さを比べて勝敗が決まります。
フロップポーカーの種類
次に、フロップポーカーにはどのようなゲームがあるのかをご紹介します。
- テキサス・ホールデム
- オマハホールデム
- オマハ ハイ/ロー
- パイナップル
- クレージーパイナップル
- ウォーターメロン
- レットイットライド
- カジノホールデムポーカー
- クールシュベル
- スプリットホールデム
ぜひ参考にしてください。
テキサス・ホールデム
ポーカー大会で行われるメジャーなポーカーゲームと言ってよいでしょう。日本でポーカーが遊べる店舗やサービスでもほぼテキサス・ホールデムでゲームが行われます。
プレイヤーそれぞれに2枚のカードが配られ、テーブルには最大で5枚のコミュニティカードが開かれます。
ハンドとコミュニティカードによる役の強さを競います。
オマハホールデム
オマハホールデムはテキサスホールデムから派生したポーカーゲームです。プレイヤーには4枚のホールカードが配られ、テーブルには最大で5枚のコミュニティカードが開かれます。
そしてホールカードから2枚、コミュニティカードから3枚を選び合計5枚のカードから出来る役の強さを競うルールです。
クールシュベル
クールシュベルはオマハホールデムに似たポーカーゲームです。プレイヤーに配られる4枚のホールカードから2枚を選び、コミュニティカード5枚から3枚を選んで役を作ります。
オマハホールデムと違うのは、プリフロップの時点で1枚のコミュニティカードが開かれているということです。
オマハ ハイ/ロー
基本的なルールはオマハホールデムと同じです。しかし、最後にショーダウンをしたプレイヤーのうちもっとも強い役を持つプレイヤーともっとも弱い役を持つプレイヤーでポットのチップを半分ずつ分け合います。
パイナップル
公式ではあまりプレイされることのないフロップポーカーの種類です。プレイヤーは3枚のカードを受け取り、そこから1枚を捨てて2枚のハンドを決めます。
あとはテキサスホールデムと同じルールとなっています。
クレージーパイナップル
クレージーパイナップルは3枚のカードが配られ、そのままプリフロップでアクションを決めます。
そして、フロップでテーブルに3枚のコミュニティカードが開かれた時点で1枚のカードを捨て、あとはテキサスホールデムのようにプレイをするというルールです。
ウォーターメロン
ウォーターメロンは4枚のカードが配られるポーカーゲームです。
プリフロップで1枚捨ててアクションを決め、さらにフロップでもう1枚のカードを捨ててゲームを進めます。
レットイットライド
プレイヤー同士の勝負ではなく、自分が作る役に応じた配当を受け取るというフロップポーカーの一種です。
プレイヤーには3枚のカードが配られ、テーブルに2枚のコミュニティカードが伏せて置かれます。この状態でベットするか判断し、コミュニティカードが1枚だけ開かれた状態でもう一度ベットできるというルールです。
カジノホールデムポーカー
カジノホールデムポーカーはプレイヤーとディーラーが対戦するテキサスホールデムです。
コミュニティカードが3枚開いた状態でコールやフォールドなどのアクションを決めます。
スプリットホールデム
スプリットホールデムは通常のテキサスホールデムと異なり、コミュニティカードが2組あります。それぞれのコミュニティカードとプレイヤーが持つハンドで勝敗が決まるルールとなっています。
フロップポーカーの特徴
フロップポーカーの遊び方にはいずれも、プレイヤーに配られるカードとテーブルに開かれるコミュニティカードで役を作るという共通点があります。そして、コミュニティカードがすべて開く前にゲームから降りることもできますし、そこで1人のプレイヤーのみが残れば勝者となります。
また、プレイヤー同士が対戦するタイプがほとんどですが、中にはディーラーと対戦するものや、対戦ではなくプレイヤーそれぞれが作る役によって配当が決まるものなど、さまざまタイプのポーカーゲームがあります。
さらにフロップポーカーの遊び方としてはプレイヤー同士がチップを奪い合うキャッシュゲームと、参加費を支払って賞金の獲得を目指す勝ち抜き戦であるトーナメントの2種類があります。
トーナメントは勝ち残れば数時間プレイが続くことがありますが、少ない参加費で多額の賞金を狙えるのが魅力です。
フロップポーカーが遊べるアプリ
次にフロップポーカーが遊べるアプリを紹介します。どちらもリアルマネーを賭けず無課金で遊べるので、誰でも手軽に安心して楽しめます。
- m HOLD’EM(エムホールデム)
- ポーカーチェイス
それぞれ解説していきます。
m HOLD’EM(エムホールデム)
m HOLD’EMは、パチンコメーカーのサミーが提供するポーカーアプリです。全国のユーザーとテキサスホールデムでの対戦ができます。ゲームモードには手軽に遊べる「フリーマッチ」やトーナメントで腕を競う「ランクマッチ」などがあります。
ポーカーチェイス
ポーカーチェイスは、株式会社C-betが運営するポーカーゲームアプリです。さまざまなキャラクターを使ってテキサスホールデムを楽しめます。ゲームモードにはトーナメント戦やランクアップを目指すランク戦などがあります。
フロップポーカーが遊べるオンラインサービス
実際にリアルマネーでフロップポーカーが遊べるオンラインサービスを紹介します。
- KKポーカー
- Poker Stars
- GGPoker
順番に解説していきます。
KKポーカー
KKポーカーは、スマホアプリでリアルマネーでのポーカーが楽しめるオンラインポーカーサービスです。無料で参加できるトーナメントもあります。
手軽に遊びやすいので、初心者から上級者までおすすめのアプリです。
Poker Stars
Poker Starsは、圧倒的なユーザー数を誇るオンラインポーカーサービスです。リアルマネーのほかに仮想マネーでも無料でプレイできるので、フロップポーカーを覚えたいという初心者の人にもおすすめします。
トーナメントではテキサスホールデムやオマハホールデムなど豊富なタイプのポーカーゲームをプレイできます。
GGPoker
GGPokerは、WSOPのオンライントーナメントに参加できることでも有名なオンラインポーカーサービスです。こちらも仮想マネーでのプレイはできませんが、毎日トーナメントに参加できるチケットがもらえます。
しかも参加人数が少ないトーナメント方式なので、短時間にプレイできる利点があります。
まとめ:フロップポーカーの定番はテキサス・ホールデム
フロップポーカーには数多くのゲームがあります。しかし、定番は「テキサス・ホールデム」です。まずはテキサス・ホールデムを覚えていきましょう!
テキサス・ホールデムを覚えれば、他のゲームも遊びやすくなりますよ。
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