日本でもポーカーの大会が一般的になり、気軽に遊べるアミューズメントカジノも増えてきました。
また、オンラインポーカーやオンラインカジノなどネットでも遊ぶことができるようになっています。
今回は、普通のポーカーには慣れてきたという方や、ポーカー初心者の方におすすめのスタッドポーカーについて、ルールや流れを紹介します。
この記事では、スタッドポーカーの種類やルール、スタッドポーカーを遊べるサービスをご紹介します。
ぜひ記事を参考にして、スタッドポーカーを楽しんでください!
目次
スタッドポーカー(オープンポーカー)とは?
スタッドポーカーは、プレイヤーに配られるカードが一部オープンになっているポーカーです。
オープンで配られるカードはルールによって異なりますが、5〜7枚のカードで強い役を作ることを目指します。テキサスホールデムのフロップが、プレイヤー個人に配られるようなイメージです。
スタッドポーカーでは、ポジションによる有利不利がないのが特徴で、表向きに配られたカードの強弱でベットの順番が決まります。
ポーカーならではの心理戦と、見えているカードから相手の役を推測することが面白いポーカーのルールです。
スタッドポーカー(オープンポーカー)に分類される主なゲーム
スタッドポーカーの中にも様々なルールが存在します。ここでは、スタッドポーカーの王道ルールを4つ紹介します。
- ファイブカードスタッド
- セブンカードスタッド
- カリビアンスタッド
- シンガポールスタッド
ぞれぞれ解説していきます。
ファイブカードスタッド
ファイブカードスタッドは、最も古いスタッドポーカーとして愛されています。
最初に、表向きと裏向きのカードを一枚ずつ配られ、表向きのカードが一番弱いプレイヤーからベットが始まります。二度目のベッティングラウンドからは、表向きのカードが一番強い人からベットが始まります。
その後は表向きでカードが配られていき、手札が5枚になるとショーダウンとなり、役の強さで勝敗が決まります。
セブンカードスタッド
セブンカードスタッドはスタッドポーカーで最も主流になっているルールです。
ゲームの流れはファイブカードスタッドと似ていますが、セブンカードスタッドは配られる手札の枚数が7枚です。最初の2枚が裏向きで配られ、その後4枚は表向き、最後の1枚は裏向きで配られます。
ベットの流れはファイブカードスタッドと同じで、ショーダウンは7枚の手札のうち5枚を使った役の強さで勝敗が決まります。
奥が深いゲームで、マスターするには一生かかるとも言われています。
カリビアンスタッド
カリビアンスタッドポーカーは、ディーラーとの一対一の勝負をするゲームです。
アンティを支払ってゲームに参加し、自分の手札によってコールかフォールドを選択します。カードのチェンジはなく、最初に配られた5枚のカードで勝負するシンプルなルールです。
サイドベット(メインとは別の賭け)として、ジャックポットにベットすることが可能で、ジャックポットは完成させた役の強さに応じて賞金がもらえる仕様が一般的です。
シンガポールスタッド
シンガポールスタッドは、カリビアンスタッドのシンガポール版です。マリーナベイサンズではメジャーなルールになっています。
ゲームルールはカリビアンスタッドと同じですが、サイドベットをプレイヤーだけではなく、ディーラーにも賭けることができるのが特徴です。
セブンカードスタッドの進め方、基本的な流れ
ここでは、スタンダードなセブンカードスタッドの基本的な流れを紹介します。
- アンティを支払う
- ポジションを決める
- ブラインドはない
- サードストリート
- フォースストリート
- フィフスストリート
- シックスストリート
- セブンストリート
- ショーダウン
7枚のカードで役を作るので、他のポーカーに比べて役が作りやすく、流れを覚えれば初心者でも楽しむことができます。
アンティを支払う
席に着いたあと、テーブルにより決められたアンティ(参加料)を支払います。ゲームに参加するには必ず支払う必要があるので覚えておきましょう。
プレイヤーがアンティを支払い終えると、ディーラーがカードを配ります。
ポジションを決める
ポーカーでは、ビックブラインド、スモールブラインド、アーリーポジションなど席順によってポジションがありますが、スタッドポーカーでは配られたカードの強弱によりベットの順番が決まります。
ブラインドはない
スタッドポーカーでは、通常のポーカーにあるブラインドはなく、アンティのみを支払うルールになっています。
コールやレイズでベットできる金額も、テーブルにより決まっていることが多いです。
サードストリート
プレイヤー毎に、裏向きのカード2枚と表向きのカード1枚が配られます。裏向きのカードを確認できるのは、それぞれ配られたプレイヤーのみです。
表向きのカードが一番弱いプレイヤーからベットし、時計回りにベットしていきます。テーブル毎に決められている、スモールベットをコールできます。
その後のプレイヤーは、コール、レイズ、フォールドを選択できます。
フォースストリート
サードストリートでベットし、ゲームに参加したプレイヤーに表向きのカードが一枚ずつ配られます。
ここからは、表向きのカードが一番強いプレイヤーからベットが始まります。
フィフスストリート
フォールドをせず、ゲームを継続しているプレイヤーに表向きでカードが1枚ずつ配られます。
フォースストリートと同様に、表向きのカードが一番強いプレイヤーからベットが始まります。フィフスストリートからは、テーブル毎に決められたビックベットでコールができます。
最初にベットするプレイヤーはチェックも選択可能です。
シックスストリート
ゲームを継続しているプレイヤーに、表向きカードが1枚ずつ配られます。
これまでと同様に表向きのカードが一番強いプレイヤーからベットを始めます。
セブンストリート
セブンストリートはリバーも呼ばれ、最後まで残っているプレイヤーに裏向きでカードが1枚配られます。
前回までと同様に、表向きのカードが一番強いプレイヤーから最終ベッティングが始まります。最終ベッティングラウンドが終了し、残っているプレイヤー達でショーダウンとなります。
ショーダウン
最終ベッティングラウンドが終了したあと、複数のプレイヤーが残っている場合、最後にベットしたプレイヤーから手札を公開します。
最終ベッティングラウンドで、ベットしたプレイヤーがいなかった場合、最初の席のプレイヤーから手札を公開します。配られた7枚のカードのうち5枚のカードを使い、最も強い役を持つプレイヤーが勝ちです。
同じ役のプレイヤーがいた場合は、勝利金を分け合う形となります。
スタッドポーカーが遊べるアプリやオンラインサービス
調べてみた結果、2023年3月現在スタッドポーカーで遊べるアプリは見当たりませんでした。
ほとんどのポーカーアプリは、テキサスホールデムやオマハが主流になっており、変わり種としてはポーカーを題材にしたRPG系のアプリもあります。
オンラインサービスの中にはスタッドポーカーを提供しているものもあります。G-cluster(ジークラスター)の月額500円のコースに登録するとセブンカードスタッドがプレイ可能です。
新たな刺激を楽しみたいならスタッドポーカーにチャレンジ
いつもと少し違うポーカー体験をしてみたい方は、ぜひ一度スタッドポーカーにもチャレンジしてみましょう。
いつもとは違うゲームをプレイすることで、ポーカーの新しい楽しさを知ることができるかもしれません。
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