ポーカーは、日本国内、海外ともにさまざまな大会があります。
「どんな大会があるのか知りたい!」という人もいるでしょう。
そこで、この記事ではポーカーの大会についてまとめました。
ぜひ参考にしてください。
国内のポーカーの大会
初めに、国内で開催されているポーカーの大会を紹介します。近年、日本でもポーカー人口が大きく拡大し、新しい国内のポーカー大会が盛んに開かれています。
また、昔からあるAJPCやJOPTなど日本を代表する大会の盛り上がりは、海外と比べても負けていません。
この記事では、初心者が挑戦するべき登竜門のような大会から、優勝すれば人生が変わる大規模な大会まで、全て網羅しています。
ポーカーの魅力の1つは、人生が変わるかもしれないことです。
この記事を読んで、少しでも気になった大会があれば勇気を振り絞って参加してみてください。
それでは、詳しく見ていきましょう。
AJPC
AJPC(ALL JAPAN POKER CHAMPIONSHIP)は、2007年に初開催された「全日本ポーカー選手権実行委員会」が主催している大会になります。
賞金総額や参加人数、大会規模など、どれを取っても国内最大級です。日本人ポーカープレイヤーなら、誰もがタイトル獲得を夢見ています。
AJPCは、日本のポーカー人口のさらなる発展と日本人ポーカープレイヤーの育成を目的としています。
ゆえに、メインイベント以外にもレディーストーナメントやジュニアトーナメントなど幅広い種類の大会を開催しているのが特徴です。
優勝者には、WSOPメインイベントへの出場権に加えて、賞金20万円やブレスレット、トロフィーが送られます。
AJPCは日本各地から腕に自信のあるプレイヤーが参加するため、初心者向きとはいえません。
ポーカー人生の最終目標として、AJPCメインイベント優勝を目指すのもいいでしょう。
JOPT
JOPT(JAPAN OPEN POKER TOUR)は「全てのポーカーに、白熱を。」をキャッチフレーズに、2011年から開催されている国内最大級の大会です。
JOPTは年に4回開催されており、日本でポーカーをプレイしている人の中でJOPTを知らない人はいないといえるほど有名な大会になります。予選は各アミューズメントカジノで行われ、見事予選を通過できれば本選への切符を獲得できます。
その他にJOPTは、サイドイベントが豊富に開催されることも人気の理由です。
JOPTも日本各地から凄腕のポーカープレイヤーがタイトルを求めて参加します。JOPTメインイベントで優勝できれば、国内のポーカーシーンにおける知名度は、一気に高まるでしょう。
優勝者には約300万円のプライズが用意されています。海外の大会に出場する権利や遠征補助費用などです。
海外のポーカーへ目を向けている方や日本ポーカー界で最大の名誉が欲しい方には、ぴったりの大会になります。
MASTERS S-1
MASTERS S-1は、日本人をWSOPメインイベントのファイナリストにすることを目的として2009年から開催されている大会です。
前述したJOPTの基礎になった由緒ある大会でもあります。
MASTERS S-1は、優勝者に優勝トロフィーとWSOPメインイベントへの出場権などが与えられるため、プライズ総額は国内最大級といえるでしょう。
海外のトーナメントに挑戦してみたい、自分の腕を確かめたいという上級者の方は、参加をおすすめします。
WPT JAPAN
WPT(World Poker Tour)JAPANは、世界各地を転々として開催されるWPTが日本で開催されるときの大会になります。
WPTは世界3大タイトルとして数えられるほどの大会です。よって、WPTを優勝できればあなたの人生は大きく変わるかもしれません。
2022年にはWPT JAPANが大阪で開催され、日本ポーカー史上最多のテーブル数で開かれたことで注目を集めました。
WPT JAPANはライブポーカーとオンラインで予選が開催されます。予選を通過した猛者のみが、本選へと参加できるのです。
過去に、ポーカーYouTuberとして人気を誇る「世界のヨコサワ」さんが獲得したタイトルでもあります。
世界3大タイトルということもあり、WPT JAPANは国内のポーカーシーンで最も注目されている大会です。
SPADIE POKER LEAGUE
SPADIE POKER LEAGUEは、各アミューズメントカジノが代表者を決めて競い合う「一般社団法人日本ポーカー連盟」が主催している大会です。
国内でのポーカーのさらなる普及と、世界で活躍する日本人ポーカープレイヤーの育成を目標として運営されています。初心者でも気軽に参加できるため、ポーカープレイヤーの登竜門として知られています。
しかし、優勝すれば日本代表として海外の大会に出場可能です。ゆえに、プライズは他の有名な大会に引けを取りません。
SPADIE POKER LEAGUEは、知名度や参加人数は国内最大級です。最近ポーカーを初めて大会に興味があるという方は、ぜひ挑戦してみてください。
JAPAN POKER FESTIVAL
JAPAN POKER FESTIVALは「日本から世界へ」をテーマにした、2022年で3回目の開催となる国内最大級のポーカーの大会です。
数年前に始まった新しい大会ですが、知名度や参加人数などの大会規模はJOPTやAJPCと肩を並べるほどです。
筆者としてはロゴとポスターが1番かっこいい国内大会だと思っています。ポスターを見るだけでJAPAN POKER FESTIVALに参加するモチベーションが上がること間違いなしです。
JAPAN POKER FESTIVALも入賞者には、海外トーナメントへの出場権などが与えられます。
メキメキと頭角を現している大規模大会で優勝したい方は、挑戦してみましょう。
戦国ポーカーツアー
戦国ポーカーツアーは、戦国時代をテーマにしたポーカーの大会です。とにかくやりすぎと感じてしまうほどの戦国時代へのこだわりが特徴です。
大会への出場を「名乗りを上げる」と表現し、チップを集めることを「兵力」を集めると表現しています。ユーモアがあり、非常に面白いですよね。
優勝者には、200万円相当の海外トーナメントへの出場権と将軍の肩書などが与えられます。
戦国ポーカーツアーは、規模だけで言えばJOPTやAJPCには劣りますが、ユーモアとプライズの豪華さから知名度は国内最大級です。2017年に第1回が開催され、今年も全国の武将たちが将軍になるため群雄割拠しています。
戦国ポーカーツアーは、歴史が好きな方やユーモアにあふれた大会に参加してみたい方におすすめです。
目指せ、天下布武!
KK POKER LIVE
KK POKER LIVEは、世界的に有名なオンラインポーカーのKKPOKERが主催している大会になります。過去に、日本ポーカー史上最大エントリーを達成したこともあり、知名度は抜群です。
予選はオンラインでも開催されるため、地方のポーカープレイヤーも気軽に参加できます。KKPOKERLIVEの入賞者は、WSOPなどの海外の大会への出場権を獲得できます。
日頃オンラインでポーカーをプレイしており、腕に自信のある方はチャレンジしてみてください。
m HOLD’EMチャンピオンシップ
m HOLD’EMチャンピオンシップは、サミー株式会社がリリースしているスマートフォン向けアプリ「m HOLD’EM(エムホールデム)」にて3ヶ月に1度開催されている大会です。
今回紹介する大会の中では、もっとも初心者向きといえるでしょう。m HOLD’EMチャンピオンシップは、無料で参加できます。ゆえに、参加人数はとても多く、大会規模だけでいえば国内最大級の大会と変わりません。
m HOLD’EMチャンピオンシップは無料で参加できるにもかかわらず、プライズ総額は100万円と十分なプライズが用意されています。
m HOLD’EMは、色々なアニメとコラボもしているので、単純にゲームとしてポーカーを楽しみたい方にもおすすめです。参加費0円からプライズを獲得できるチャンスは誰にでもあります。
まずは、ダウンロードしてみましょう!
TPC
TPC(TOP OF POKER)は日本国内のポーカーシーンを盛り上げ、ポーカー業界を発展させることを目的として開催されている国内最大級の大会です。
日本にも海外のような大会を開催しようという思いで、企画と運営がされてきました。
TPCの最大の特徴は、プライズ総額とストラクチャーです。2022年のTPCのプライズ総額は2,500万円と非常に高額であり、海外の大会に参加している気分を味わえます。
また、ストラクチャーも全てのレベルが60分に設定されており、自分の実力を存分に発揮できる大会です。第1回目のエントリー数は4,400人と大勢のポーカープレイヤーが参加しました。
海外大会の雰囲気を味わいたい方やプライズ総額が高いほど燃える方は、ぜひ参加してみてください。
東スポカップ
東スポカップは、大手新聞社である「東京スポーツ」が後援している歴史あるポーカーの大会になります。
東スポカップのプライズ総額は100万円です。
今まで紹介してきた大会に比べたら、物足りないと思うかもしれません。しかし、知名度がある大会なので、優勝の名誉は計り知れないものがあります。
メインイベント以外にもレディースカップや学生大会など、ポーカー業界の発展に大きく影響を与えている大会です。大学生でポーカーを始めたばかりの方は、学生大会に1度勇気を持って出場してみましょう!
2022年で第7回を迎えた東スポカップは、自身の名を上げる大会としては、これ以上ないほどの最適解です。
夕刊フジ杯
夕刊フジ杯は、昔から開催されている国内で最大級の知名度を誇る大会です。
レベルは、初心者から中級者向きの大会になります。2022年は「夕刊フジ杯プロ戦」という企画で、多数の国内有名プロプレイヤーが本気で戦う姿が見られました。
夕刊フジ杯は多くのアミューズメントカジノで予選が開催されていますので、ぜひ1度参加してみてください。
優勝者へのプライズは70万円相当の海外トーナメント出場権などです。
POKER甲子園
POKER甲子園は、エントリー数が15,000人を超えた、2012年から開催されている実績あるポーカーの大会になります。
エントリー数だけではなく、プライズ総額も約300万円と魅力的です。
POKER甲子園はDAY3まである大会で、毎年DAY3は新宿にある国内最大級のアミューズメントカジノ「カジスタ東京」で行われます。
15,000人参加でも勝ち抜けると腕に自信のある方は、ぜひ挑戦してみましょう!
FSOP
FSOP(Flagship Series Of Poker)は、オンラインとライブポーカーの融合をテーマにした大会です。
DAY1はライブポーカーで行われ、DAY2からはオンラインとライブポーカー2つに分かれて戦います。最後のDAY3はGGPOKERで決着がつきます。
これにより、北は北海道、南は沖縄まで全国各地のポーカープレイヤーが参加可能です。プライズ総額は500万円と非常に魅力的な数字となっています。
オンラインポーカーが得意な方や地方に住んでいる方におすすめの大会です。
世界のポーカーの大会
次に、世界に目を向けてみましょう。
世界で開催されているポーカーの大会は賞金総額や大会規模が、国内に比べて何倍も豪華になります。
海外に行かなくてはいけないため、参加するハードルは上がりますが、一度優勝すれば全世界のポーカーシーンで有名になれる大会ばかりです。
それでは、詳しく紹介していきます。
WPT
WPT JAPANで紹介しましたが、WPTは世界3大タイトルの1つに数えられている非常に大きなポーカーの大会です。
2002年に初開催され、Daniel Negreanu(ダニエルネグラヌ)などのスーパープレイヤーを世に送り出してきました。
日本ではまだ一般的ではないですが、WPTメインイベントのファイナルテーブルはテレビで配信されます。ファイナルテーブルに残るだけである程度有名になれますね。
過去の最大賞金は驚異の約40億円です。
世界で活躍したいと考えている方は、WPTの動向を抑えておきましょう。
APT
APT(Asian Poker Tour)は、アジアの地域で開催されているポーカーの大会です。
マカオ、韓国、ベトナム、カンボジア、日本と様々なアジア諸国で開催されており、大会の規模はアジアNo.1になります。
初開催が2008年と歴史があり、今現在もどんどんと知名度を増やしています。アジアで開催されていることもあり、日本人も挑戦しやすい大会です。
APTの優勝賞金は大会により様々ですが、メインイベントは300万円以上の賞金を獲得できます。
日本で開催されることもあるため、APTに挑戦したい方は大会の動向をチェックしておくといいでしょう。
APPT
APPT(Asia Pacific Poker Tour)は、アジアで最も人気のあるポーカーの大会です。
毎年多くの日本人が参加することから、日本人になじみの深い海外の大会といえるでしょう。
初開催は、2007年です。ソウル、マカオ、シドニーを舞台にAPPTの歴史が始まりました。
2022年のAPPTメインイベントは、エントリー数が800人。優勝した方は、約1億円を超える賞金を獲得しました。
最近はコロナウイルスの影響で開催されていませんでしたが、2022年には2年ぶりに開催されています。
ACOP
ACOP(Asia Championship of Poker)は、アジアNo.1のポーカープレイヤーを決めることを目的とした大会です。
アジアNo.1は誰の手に渡るのか、全世界のポーカープレイヤーが注目しています。
ACOPのメインイベントは日本円で約130万円と非常に高額ですが、優勝すれば約1億円の賞金を獲得できます。
国内で開催されるJOPTなどで優勝できれば、日本代表としてACOPに参加できるため、国内からポーカードリームを叶えられるかもしれません。
日本を代表するポーカープレイヤーを目指している方におすすめの大会です。
BSOP
BSOP(Brazilian Series of Poker)は、日本から最も遠い国であるブラジルで開催されている南半球最大のポーカーの大会です。
ブラジル以外に、ウルグアイやアルゼンチンで開かれた過去があります。BSOPは、2008年にサンパウロで初開催されました。2022年はサンパウロとグラマドを舞台に、計4つのポーカーイベントが行われています。
BSOPの合計賞金総額は、日本円にして約5億5千万円です。
BSOPは日本人の参加がほとんどないためまだまだ日本での知名度は低いです。
しかし、今後どうなっていくのかは分かりません。「世界には色んな大会があるんだな」と頭に入れておいて損はありませんよ!
EPT
EPT(European Poker Tour)は、WPTと同じく世界3大タイトルとしてポーカー界に君臨する誰もが憧れる大会です。
EPTの特徴は、世界で最も豪華で最も人気があるといわれていることです。世界中からEPTメインイベントの優勝を目指して、最高のポーカープレイヤーたちが集まります。
EPTのメインイベントで優勝できれば、賞金は約1億円です。一夜にして人生が変わるでしょう。
今年は、以下の4つの都市で開催されました。
- モンテカルロ
- バルセロナ
- ロンドン
- プラハ
日本人の参加人数はまだ多いとはいえません。しかし、世界的には知名度最強クラスの大会です。
1度だけでも雰囲気を味わってみたいものですね。
PCA
PCA(PokerStars Caribbean Adventure)は、バハマで行われるポーカーの祭典になります。
バカンスを楽しみながら、ポーカーをプレイする。そんな映画のような体験が可能です。
PCAメインイベントは2004年にクルーズ船で初開催され、世界各国から有名プレイヤーが参加しました。
私も億万長者になったら、参加してみたいものです。
PSPC
PSPC(PokerStars Players No Limit Hold’em Championship)は、バハマで開催されているポーカー史上最大規模を目標としている大会です。
2019年に1度だけ開催され、それ以来第2回は行われていませんでした。しかし、第2回PSPCが2023年に開催されると話題を呼んでいます。第2回のPSPCは前述したPCAとの合同開催になります。
PSPCの参加費は、日本円にして約300万円ほどです。優勝賞金は、世界3大タイトルにも肩を並べる約5億円になります。
海外では非常に人気の高い大会なので、これから第3回と定期的に開催されることが望まれています。
WSOP
WSOP(World Series of Poker)は、世界で1番有名なポーカーの大会です。ポーカーを最近始めた方でも、WSOPの名前は聞いたことがあるのではないでしょうか?
WSOPの醍醐味はメインイベントです。賞金から参加人数に至るまで、全てが国内では考えられないほどダイナミックなものになっています。
参加費は日本円にして約100万円。優勝できれば、約10億円です。
残念ながら、日本人でWSOPのメインイベントを優勝した人はまだ存在しません。しかし、WSOPへの日本人参加者は年々増加傾向にあります。
私は近い将来、必ず日本人優勝者が現れると信じています。優勝すれば、確実に人生が大きく変わる大会がWSOPです。
観戦するのも参加するのも大会の醍醐味
ポーカーには数多くの大会があります。学生の方や中級者でも参加しやすい大会もあるので、「自分のポーカーの実力を試したい」という人は一度ポーカーの大会に出場するのも良いでしょう。
ひょっとしたら、あたなが次のチャンピオンになるかもしれません。そのためにもとにかく多くの人とポーカーを楽しんで腕を磨いていきましょう!
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